履歴書の書き方 − 経歴によって異なる入社・退社の書き方 −

自営業でも「入社・退社」で良い?
履歴書の職歴を記入する際、自営業や家事でも「入社・退社」と記載すれば良いでしょうか。
履歴書の職歴欄を記入する場合、仕事をしていた場所が「企業」であれば「入社・退社」と記入するのが一般的です。
しかし、自営業の場合は違います。
会社勤めでもないのに、「入社・退社」と記載するのはNGです。
会社勤務の他、いろいろな働き方のケースで記入方法が異なりますので、以下を参考にしてください。
- 公務員として勤務した場合の書き方
-
民間の会社ではありませんので、「奉職」となります。
自己都合でやめる場合は、「辞職」をつかい、それ以外の場合は「退職」とします。 - 病院や個人経営店などに勤務した場合の書き方
- 一般の会社以外の場合は、「勤務・退職」をつかいます。
- 家業の手伝いをした場合の書き方
- 家業が会社に従事するものであれば、「入社・退社」とする。
会社でなければ、「従事・退職」をつかいます。 - 会社を経営していた場合の書き方
-
役員として会社を経営していた場合、「設立・解散(整理)」を使います。
自ら法人登録をして会社を設立していた場合は、「設立・解散または整理」と記入します。 - 個人経営をしていた場合の書き方
- 自分で店舗などを構え経営していた場合は、「開業・閉鎖」と記入します。
- 合併や系列会社へ転籍した場合の書き方
- 正式には一度「退職」して、新規に「入社」となった場合でも、「転籍」を使います。